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Best name
第2章 ピュアな世界
『いらっしゃい』
直後・・・太い〃男の声〃に振り向く
『???』
オレとそう変わらないデカい男が立っていた
白衣を着ているその男は…オレの少し…?
・・・そこそこ年上だろうか
身体はオレよりややガッチリしていて
なんだか貫禄があった
『どんな子お探しで?』
『いや…つい入ってしまって。~病院ですか?』
『病院もやってるよ
こっちはブリーダーハウス
どうぞ見てって下さい』
ニカッと笑って促された
店の中の犬や猫よりオレは
どうしても奥の女に目が行ってしまって
キョロキョロしつつも一点をみていた
彼女は仔犬を抱いて何やら世話をしている
オレは思いきってオッサンに聞いた
『彼女…も獣医なんですか?』
「ん?」とオッサンが
オレの方に顔を向けたとき
『そーたさぁーん。やっぱりモコ
オナカおかしいですー!』
仔犬を抱えて大きな声でオッサンを呼ぶ。
『彼女は獣医じゃないよ
なってほしいくらいだがね♪
気になることはなんでも彼女に聞いて
優秀なブリーダーだから
~ちょっとすみません!』
ニカッとオッサンがまた笑う
ブリーダー…か
『そーたさんってばっ!!!』
しびれを切らした彼女がとんできた
…が、オレを見つけて一瞬固まった
客がいることに気づかなかったんだろう
ハッとしてすぐに頭を下げて来た
『ご…ごめんなさいっ!』
『すみませんね ;』
オッサンも苦笑いして謝ってくれた。
『いえいえ…』
顔をあげた彼女は
ようやくオレをみてもう一度固まった
『えっ……』
『………』
直後・・・太い〃男の声〃に振り向く
『???』
オレとそう変わらないデカい男が立っていた
白衣を着ているその男は…オレの少し…?
・・・そこそこ年上だろうか
身体はオレよりややガッチリしていて
なんだか貫禄があった
『どんな子お探しで?』
『いや…つい入ってしまって。~病院ですか?』
『病院もやってるよ
こっちはブリーダーハウス
どうぞ見てって下さい』
ニカッと笑って促された
店の中の犬や猫よりオレは
どうしても奥の女に目が行ってしまって
キョロキョロしつつも一点をみていた
彼女は仔犬を抱いて何やら世話をしている
オレは思いきってオッサンに聞いた
『彼女…も獣医なんですか?』
「ん?」とオッサンが
オレの方に顔を向けたとき
『そーたさぁーん。やっぱりモコ
オナカおかしいですー!』
仔犬を抱えて大きな声でオッサンを呼ぶ。
『彼女は獣医じゃないよ
なってほしいくらいだがね♪
気になることはなんでも彼女に聞いて
優秀なブリーダーだから
~ちょっとすみません!』
ニカッとオッサンがまた笑う
ブリーダー…か
『そーたさんってばっ!!!』
しびれを切らした彼女がとんできた
…が、オレを見つけて一瞬固まった
客がいることに気づかなかったんだろう
ハッとしてすぐに頭を下げて来た
『ご…ごめんなさいっ!』
『すみませんね ;』
オッサンも苦笑いして謝ってくれた。
『いえいえ…』
顔をあげた彼女は
ようやくオレをみてもう一度固まった
『えっ……』
『………』