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Best name
第24章 One Love
オレの…顔のキズは・・・とりあえず

言及しないでくれ

ソータさ~ん・・・。(泣)












やましい事はないが・・・






いや・・・そりゃウソだな…?





女の子の家に・・・

アイルの家に

力ずくで押し入ったなんて・・・






でもってこの様だなんて・・・







口が裂けても言えねーな・・・(苦笑)








大声で笑い続けるソウタさん




一人板挟み状態に焦るオレ





そして・・・

話についていけず
キョトンとしているアイルは…

正座した脚がしびれはじめて
ムズムズとしている。







『ハハハハハ~っ・・・ハァ~。

よし!・・・二人とも直ってよし!…』





そう言うのとほぼ同時に

ソウタさんが両手で
オレの胸ぐらを思いきり掴み上げた


オレは黙って歯を食いしばる…。







『っっ・・・』



『っ?!・・・ソウタさん!・・・やめ・・・っ』




アイルが咄嗟に手を伸ばして
オレを庇おうとした



〃いいから〃・・・と
オレがアイルを止める











『…2度目はないぞ?・・・良希』





冷静な口調で…

ソウタさんが絞り出すように言う







『・・・はい。誓って・・・ありません』



『・・・』




ハラハラとしていたアイルが黙って見つめる中
ソウタさんがオレから手をはなした








『・・・・・・大丈夫・・・』






『・・・え?』



『ん・・・?』







口を開いたのは・・・アイルだった。






オレとソウタさんとで
同時にアイルに目を向ける







『2度目があっても・・・

3度目があっても大丈夫。

私は・・・もう大丈夫ですから…』






『アイル・・・』







『10人でも・・・20人でも

100人だって・・・

どんな女性(ひと)が現れたって

あたし・・・大丈夫だから・・・』







『『・・・・・』』







『良希を・・・

一番好きなのは・・・あたしだから・・・。

誰が現れても・・・大丈夫・・・』








少し遠くを見る目でアイルが呟く




やさしい瞳(め)の奥に



力強さをみせて・・・。
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