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Best name
第27章 嫉妬
『しかし・・・~男一人で犬探しかぁ
変わってんな・・・?』
『ふふ、…でもさ?
リョウキもそうだったじゃない??
今思えば・・・』
『へ・・・?』
『・・・いちばん・・・初め?。
ふふ・・・~だから
珍しくもないのかなぁなんて
私は思ってたけど…』
げ;・・・そうだったな
ニガイ思い出・・・
いや
甘い・・・思い出か?(笑)
少し顔を赤くするアイルに
オレも照れてしまう
『~オ…オレは ;
アイルにつられて入ったんだよ』
『えっ・・・?』
『ジョーダン♪(ホントだけどな…)
さっきの人も…
ご希望の種類はアイルだったりして?(笑)』
『・・・。・・・。』
『~…クス・・・ジョーダン…』
と、言い終わろうとした時…
アイルが突然
ガクガク!っと・・・震えた…?
両手でオレの腕に
キュっとしがみついてきて
手が・・・少し震えてる
『…アイル?・・・どした?』
『…っ…ううん・・・なんでもない』
『…さむいの?』
『……うん。少し』
オレはアイルと手を繋いで
そのまま繋いだ手を
自分のコートのポケットに入れて歩いた
アイルの震えはおさまってきた
『・・・あったかい』
『~毎日寒すぎだもんな…
あったかいモンでも食べるか?』
『…ん』
アイルの小さい手を握り直して歩く