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第27章 嫉妬
『ただいま』


『おかえり…』


帰宅すると
アイルが少し落ち込んだ顔をして
待っていた



『……どした?』



『…帰りに
ソウタさんに呼ばれて怒られた…』



『はは…っ、何かミスでもしたの?』



『…。リョウキじゃ…ないの?』



『…?…。いや…?』


アイルの言葉から察するに
恐らくは昨日の話の事だろう

…カイトが
恐らくソウタさんに話したんだな?


『…。~で、ソウタさんは…何だって?』


『…リョウキと…同じようなこと言ってた
冷静に…最終的なことまで考えろ…って
そういうことは、ちゃんと言いなさい…って

リョウキ…昨日は、ごめんなさい。
私…リョウキに・・・』



『気にするなって…でも良かったよ
そういう事はちゃんとした方が良い。
これでなんとか…一安心かな?…』


『うん…。カイトが
極力そばでみてくれたりするし…大丈夫…って』



『そう…か。よかった…』





ピキ・・・


モヤ…っと、オレの中で


何で…?


こんな時にまで。









そして…寝るときになると
必ずアイルを求めてしまっていた



別におかしな事ではないかもしれないが

オレは、自分の中に燻るモヤモヤしたものを
自覚していたから

どことなく
罪悪感が湧くような感覚があった


オレ・・・やっぱりどうかしてるよな…?


昨日振り返った気持ちと
まるで相反するかのように

言ってる事と
やってる事が…ちがっていた。




『リョウキ・・・明日も…仕事でしょ…』



アイルが
ソフトに断っているのだろうか?と
そんな気持ちを汲もうとしてはみるが…


『カンケーない…』

自制心をも振りはらうかのように強行した



欲求・・・じゃない

ワケのわからない焦りを

アイルにぶつけている・・・毎晩。


それが自分でわかるから
余計にイライラした


そしてアイルの首に〃印〃をつける


消えては付け…消えてはまた付けて
毎日重ねていく



何やってんだよオレ…本当に

盛りのついたガキかよ?…



自分に呆れ
アイルに罪悪感を感じながら


片や呼びつけて〃会えない〃と言われたら
苛立ち…焦り…


そんな事を繰り返していた



そんな自分を
コントロール出来ずにいると・・・



当然…



異変は起こった
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