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第27章 嫉妬

言われたくないことを・・・




誰にも…突かれたくない

イタイ所を




次々と突かれたオレは

言葉を・・・探すが…。







『アイツ・・・
あの客の事…言わんかったんも

ホンマは
アンタがどこかで怒るんちゃうかって…

理由のわからんアンタの怒りが
恐かったからちゃうか！？

〃言わんかった〃んとちゃうて
〃言えんかった〃んと・・・っ』














『・・・・・関係ねぇだろ？


オマエには・・・・・・・・』













『！？・・・』










『オマエにカンケーねぇだろ…っ！？

兄貴だか何だか知らねぇけどなっ…！！

８年もほったらかしてて
イキナリ現れて！！

我が物顔で
アイルの周りをうろちょろするな！！

オマエこそ何がしたいんだよ！？
引っ掻き回すんじゃねぇよ？！

お前は所詮・・・っ・・・
アイルの赤の他人だろう・・・！？』













堪えきれずに･･･ぶちまけてしまった。










『………フフッ…』








〃？！・・・〃







カイトが・・・ニヤリと笑った。







『何がおかしい･･･？

また心理ゲームか…？

まったくイヤな職業だぜ…

言えよ・・・お前の目的は何だ？』





カイトが

ニヤニヤと笑いながらオレを見る

薄ら笑いともとれるそれに苛立つ。



















『ｸｸっ・・・

やっと〃本性〃現しよったなぁ・・・？』