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第29章 星屑の幸せ
『~♪…ん?・・・なぁに?…』


オレのぽつりとつぶやく言葉に
あまり関心なさげに?アイルが振り向く


『…何か、欲しいもんとか
ないのかよ?・・・たまにはさ』


店の並ぶ通りを見ながら聞いてみた



『……~ん・・・ない』



キッパリと即答。

興味なさげに?というか
景色に夢中で
ニコニコしながら歩き続けるアイル




『…指輪でも・・・買うか?』


ジュエリーショップの前で足を止めてみる


…なんかオレ
自分で言っといてメチャクチャ恥ずかしい


なんて
それよりもアイルは瞬時に……赤面。


『えっ…』

『~?…みてみる?』





『……いらない…』

『ぷっ…』


モジモジしてうつむいて
オレの手を引っ張ってアイルが歩き出した


アイルの耳・・・真っ赤




『な…なにも…いらない。もう…十分…』

『ふふっ…~そう…』




『~~…リョウキは?…ほしいもの…』


『ん~?…。・・・ない』


『おんなじじゃん…』


ちっとも変わらないアイル

いろんなアイルを見てきたけど…
本質は全くブレない、変わらない





『あ、アイルあったわ!・・・~オレ』


『や・・・いい。きかない』




『~~~…なんだよっ ; 聞いといて!』


『リョーキ・・・ヘンタイだもん…』






よくご存知で(笑)

定番ネタは

アイルにキレイにシャットされた(笑)





『賢くなったな(笑)
~ふふ…女の子なんだから

たまにワガママのひとつやふたつ
言えばいいのに?』





何の気なしに言ったことだが



直後にアイルが
しゅんとして下を向いた。










『・・・・・・かわいく・・・ないよね…』











・・・一体どこが?


アイルに目を向けると
赤くなった顔で困惑するように
目をキョロキョロさせている




『ん…~なんでかな…私って
どうしていいか
わかんなくなっちゃって…

本当は…すごく嬉しいのに…
なんでかな私
逆の事ばっか言っちゃったり

女の子らしく・・・できない』




『ふふっ・・・』


〃ツンデレとも言うんだけどな、ソレ〃



オレが軽く吹き出して白い息がもれる。





こんなに…


可愛い〃女の子〃は


他にいないんだぜ、アイル・・・。
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