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第30章 それぞれの、生きる場所…
『ハハっ・・・サイ・・・・・・コ…』






「リョーキ?!」


「タキガワっ?!」


「おいっ!?」







ガターーン・・・・・・。






オレはそのまま

コートにひっくり返ってしまった









・・・・・・立てない。






『~~~~~!!っっ』


『リョウキっ!!』




倒れ込むオレに
駆け寄ってくるダイチ先輩。





『ハハっ…ハハハっ…~~っテェ…』




『おい!しっかりしろ?!』







やっぱ…


あの時と・・・おんなじかよ?



……なんてな。








昔とは・・・


あの時とは・・・ちがうぜ?







仰向けのオレの天井……


目線の先には






『あっ……!』



っと声をあげた(らしき顔の)アイル。






そして、オレは







『ててて・・・~ハハハ…』



『~…〃つった〃な?リョーキ…ホラっ』



全身の…あちこちの筋肉が
ピキピキにつっていた。



先輩が手を差しのべてくれる。





『力みすぎるなと
あれほど言っただろう~…ったく』




『すんません…。ハハっ…ハハハっ』




『ふふっ、…よく・・・やってくれた』





何ものにも代えがたい
先輩からのねぎらいの言葉。





グッ!!!・・・・・・っと





天井に・・・




〃アイルに〃向けて



右手を高く突き上げる。







アイルの安心した顔が見えた。







『よし・・・せ~のっ!…』


『~~~~~~』




先輩達に担がれてようやくコートを出る。





やっぱ・・・あの時と一緒か???








……なんてな(笑)








ちがう……。





ちがうぜ。





今は……





最高の気分で・・・




笑ってコートを出ているのだから。

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