パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第30章 それぞれの、生きる場所…

「アンタ、ファン歴何年よ！？
～タキガワくんを知ってるって割には
アンタ幼くない！？」






『～～・・・』

〃あわわわっ…火に油…〃




「怒ったりしないわ！！
ホントのとこどうなのよっ！？
正直にいってごらんなさいっ！？」





『・・・～』

〃もう怒ってるじゃん～

おねえさん(汗)・・・〃






『ぇ～～…ゎ…私・・・は…』


〃すっごい睨まれてるよぉ

どうしよう・・・〃




逃げ場を探すアイルは
余計に怪しまれてしまい
ますますの〃口撃〃にあう。





『ぃゃ・・・あのぉ…』





「ハッキリしなさいよアンター！？」


「ちがうなら
違うって言いなさいよねっ？！」


「なによ～！？ﾁｮｯﾄ カワイイからってー！
タキガワくんはぁ～～！◯×△□～」


「認めないわよ第一～！」











『～～～～～･･･！？』


〃こ、この････おねえさんたち

･･･すっっごいコワイ～(汗)

情熱的(？)すぎるよぉ

リョウキぃ～～・・・っ(泣)〃











「アンタ！ど真ん中で
タキガワくん呼んでたでしょ～～！？」



「一人占めはダメよ！？
タキガワくんはぁ！みんなのモノよっ！！」





〃ひぇぇ…っ。わ…若い…。

この人たち…やる事が…

言うことが～～・・・若い。

…たすけてぇ・・・〃









『あ！…いたいた～～！！！

お～い捜したぞぉ････！！』




『？！』




涙目のアイルの耳に

少しカン高い声が入る。






『…へ？・・・って…っっ』





振り向く間もなく
腕を引かれて女たちの輪からぬけた。





『ワ・・・ワタルさん？』





『ｼｯ…！～ワタル〃くん〃･･･！！』


ワタルが小声で耳打ちする。




『ぇ？…』




とにかく歩け、というようにワタルが
アイルの腕を引く。





『一人でどっか行くなって
いつも言ってるだろ～？♪』




『ぁ…の…』








ﾋｿ････っ


『……とりあえず〃まく〃から

テキトーに合わせて・・・？(笑)』




ワタルがニカッと笑って

ギュッと腕を組んだ。