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第30章 それぞれの、生きる場所…

『よし…。事情はわかった。

ご苦労だったなワタル

さぁ・・・はなれろ？』





『プッ…リョーキってわかりやす♪
ちゅーがくせーみてぇ(ﾊｰﾄ)♪～

アイルちゃんは、今日は
〃このまま〃オレと帰った方がイイって～』




『あんだと！？;』




『ワタルさんっ････!?』





『ワ・タ・ル・ク・ン♪！！

アイルちゃん？

今後のためにも慣れといて～』





『テ・メ～ ;💧
ちょーしのってんじゃねーぞワタル～！？

～アイル、ほら行くぞ！？
ソータさん達待ってる・・・！』





割り込むように
アイルを引き剥がそうとするが…






『……ﾊｯ…!?』



『？』





小さく声をあげたアイルが
オレの掴んだ腕を引っ込めて
ワタルの腕にしがみついた。






は・・・！？



オイ～～！？




なんだよアイルまで～？！






『ｸｽ・・・リョーキ？

だ～から･･････言ってるだろ？』





『は？…』




『～～～…っ』


アイルが・・・ぷるぷる震えて

ワタルの後ろに隠れてるし…？






って・・・




それに





なんだ……？




さっきから





なんか……






熱気･･････というか







背後から……










地響きが･･････････？










「タキガワく～～んっ！！」

「みつけた～～！！」

「◯×△□～～！？！」










〃ドドドドド〃って・・・









・・・だ・・・誰・・・・・！？(汗)













乙女(？)たちが……っ。









突進してくる・・・！？