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第31章 君の手と僕の手
『アイル~?できたぞ~…』




熱々の雑炊をよそって
ベットに持っていこうとすると
アイルが起きてきた。






『起きれる?』




『うん…。いい…におい』






テーブルで向かい合う。








『・・・』




『・・・見た目は

あんま良くねーかもしんねぇけどな…っ。

残さず食べろよ?』








『ぅん。ありがとう。…いただきます』






アイルが嬉しそうに微笑む

器をみつめて手を合わせていた。






フー・・・フー






フーフー・・・フゥ・・・フゥ









中々食べない((食べれない))アイル…。








あ・・・ヤベー。


少し冷ましてやればよかったかな?










『ん・・・』


一口…アイルが口に運ぶ。





オレはおそるおそる(内心)

その反応を見守った。







『……コレ・・・リョウキ…』




『ん?…(汗)』








やべ・・・不味かった?


ヒヤヒヤ…









『リョウキが・・・作ったの?』







……?







『…まさに今、目の前で作ってたろーが💧』




『…すごく、おいしい。…あったまる』








『そりゃ…よかったな。沢山食べな?』






・・・ホッ(笑)








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