この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Best name
第32章 最高の名前
ソウタさんの話をしばらく聞く。



父親はIT関連の会社の経営者・・・


母親はアパレルや化粧品会社の経営・・・・・







経営・・・



経営・・・・・・・







って・・・?









『ぇ・・・・・アイルって』






言ったら





ぶっちゃけ








・・・イイとこのお嬢か!?








両親とも〃仕事人間〃だ


くらいには・・・・・聞いてたけど





・・・そういうレベルかよ!?






自分から聞いといて

・・・ちょっとだけ後悔する。







なんか尻込みしてしまうオレ…。






べつにアイルはアイルだから

親の肩書きはどうでもイイけど






なんか

敷居が高いじゃねぇかよっ・・・。





しかもアイルは・・・・・〃一人娘〃だぜ…?









『まぁ~…アイル自身は

また違うだろォがナァ

両親は・・・そういう身の上だ』





ソウタさんの話に

オレの中のイメージが少

し右往左往するが…




特に母親は
わりと聡明(?)というのか

アイルに躾が厳しい所もあったようだ

なんて話を聞くと
納得することもあった。




さりげない所で感じる

アイルの・・・何と言うか

育ちの良さみたいな所。




それに伴い

アイル自身をみてみたら

こんな風にアイルが育った

・・・そう考えたら




そう・・・おかしな

オレが思うような

冷酷で非常識な親でも

・・・ないのかもしれないな?





アイルを手離したのは…

綺麗事では済まない…その両親の

仕事上の立場や責任があったから…

ではないか・・・なんてハナシだ。





〃オトナの事情〃




そんな一言で

もちろん済まされない

許される事だったか否かは別として…




当時は・・・そういう状況だったようだ。





ソウタさんが

俺を不安にさせないために

上手く話してくれただけなのか




ホントのトコはわからないが




オレはなんとなく…入ってくるその事情を

プラスのイメージで呑み込んでいった。

/986ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ