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Best name
第32章 最高の名前

そんな・・・深い
深い・・・訳が
長い長い・・・道のりがあって
アイルの名前が変わったのだった。
〃葛城 愛留〃
・・・・・・結構イイ名前じゃねぇか。
ケッ・・・ヤケるぜ(笑)
なんてな?
それからのオレとアイルは
それはもう幸せに過ごしていた
アイルが何かに怯えることもない
オレ自身にも心配事やひっかかりのない
これ以上ないと言うような
平和な日々だった
『ソ・・・・・・お・・・お父・・・』
『・・・。~~るせぇやい
カタチに拘るんじゃねぇ
バカヤロ、お前~・・・
〃いつも通り〃で・・・イイだろぉが』
『ふふ・・・っ・・・〃ソウタさん〃』
『~~ぁんだァ~?アイル・・・』
(笑)
養父となった
ソウタさんの呼び方に少々困る
アイルとソウタさんの姿を
微笑ましく思ったり
いつも通り・・・
いつも通りで・・・・・・いいんだ
オレたちは・・・いつも通りで
これからも・・・・・・。

