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恋人上司と秘密の甘い夜
第9章 【クリスマス特別ストーリー】互いのプレゼント

どこかの部屋へ行ってからリビングに戻って来た時、柊二さんは可愛い包装紙のプレゼントを手に持っていた。

でもまたこれも重さがある。
さっきのよりは軽いけど。

また家事で使う液体なのかと思い、期待せず包装紙を取って箱の中身を見るとブランド物のバッグが入っていた。

「わー!バッグ欲しかったんです。ありがとうございます。……これは私からです」


「ありがとう。俺まで貰えるなんて思ってもいなかった」

「毎年あげてるじゃないですか」

私も用意していたプレゼントを渡した。

こっちは洗剤やブランドバッグよりも重い。


プレゼントした物は柊司さんが通販番組で取り上げられるたびにほしいと言っていた高圧洗浄機。

年末の大掃除に役に立つ物だと言って喜んでいた。


プレゼント交換をした後、子供たちに気付かれないようにキスを交わしてからソファの上で愛し合う。


聖なる夜は恋人の頃に戻ったように甘く熱い時間を過ごせた。



♡ END ♡



ここまで読んで下さったあなた様のクリスマスも素敵な日になりますように――――


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