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運命の人
第23章 友達
愛ちゃんは、家が近所で、いわゆる幼馴染だ

幼稚園の頃からずっと一緒で、小学生の時からずっと同じクラスだ。。。

私のアルバムにはどの写真にも登場している

私の全てを知っているのに、私は愛ちゃんのことは、何も知らないのかもしれない

初恋の人や勉強のこと、親のこと、何でも相談してきた



ずっと友達だと思ってたのに。。。?



拓人とは、恋愛感情なんて初めはなかった

だから、拓人に私以外にいる女の存在を気にしないふりをしていた

他に女がいても平気だった

ずっと一緒にいる間は、その女の影すら感じなかったからだ

その女が、愛ちゃんだったなんて思わなかった

いつも、相談すると、私以上に拓人に怒ったり泣いてくれたのに。。。


どうして。。。?


健人の話を聞いているけど、私には信じられなかった


愛ちゃんと拓人は、中学生の時に既にセフレの関係にあったようだ。。。

私を好きな拓人に迫り、関係を持って拓人を脅していたらしい


「美海に近づいたら、私達の関係をバラすわよ?」


覚えたての快楽に溺れるように、拓人は愛ちゃんを求め続けていった

私を好きなのを諦められなくて、私と付き合うことにした時に愛ちゃんに言われたらしい。。。


「二人の関係が終わる時は、二人とも、美海を失う時になる

私達は、離れられない。。。

美海を傷つけてでも、別れること。。。

拓人は、美海とは結ばれない。。。

美海は、私達の関係を許してくれないわ。。。」


愛ちゃんは、私に近づいてくる男を誘惑しては、脅していた

拓人だけが、それでも私に近づいて諦めなかったらしい。。。

拓人に、私を傷つけて別れるように脅していたからというわけではないが、結果、私達は別れた


別れても未練がましい私に苛立ち、拓人を自由にはしない。。。


拓人は、私を思い通りにも出来ず苦しんだようだが、愛ちゃんとの体の関係を絶つことが出来ないくらい、愛ちゃんの体に溺れているようだ。。。


そして、今でも歪んだ関係が続いているようだ。。。


愛ちゃんも、結婚している

私に樹を紹介してきたのも愛ちゃんだ

樹の友達の彼と結婚した

二人は、とても仲が良いように見えた。。。


本当の愛ちゃんを私は知らない。。。

知っているふりをしていただけのようだ。。。



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