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運命の人
第23章 友達
海人を実家に迎えに行くと、愛ちゃんから電話がかかってきた


「みぃ?

同窓会、急に帰ってしまったから、心配してたよ?

何かあった?

拓人に聞いたら、旦那と喧嘩しているみたいだって。。。?」


隣にいる健人を気にしながら、曖昧な返事していく

健人をチラリと見ると、手を繋いでくる


「大丈夫だよ?

喧嘩なんてしてないし。。。」


健人の手がギュッと握ってくる

意を決して聞いてみる


「愛ちゃん、話があるの。。。

会えないかな?」


健人を見ると、複雑そうな顔をする


「本当に?

みぃが誘ってくれるなんて、嬉しいっ

土曜日でいい?

駅前に新しい、イタリアンのお店出来たから行きたかったんだあ」


健人を見ると、私の頭を肩にひきよせてくる

健人にもたれながら、電話を続けていく


「ランチはごめん。。。

海人預けてから行くから、14時にカフェにしない?」


「え。。。?

ランチはやっぱり旦那と食べたいんだ?」


「海人もいるし。。。

愛ちゃんも旦那さん、休みじゃないの?」


「樹とゴルフらしい

あーあ。。。前は旦那同士出かけてくれたから、一緒にランチ出来たのに?

つまらない。。。」


「愛ちゃん?」


「はぁっ。。。わかった

14時ね?」


じゃあと、電話を切ると健人にもたれかかっていく


「大丈夫?」


健人の声が頭の上から聞こえてくる


「大丈夫だよ。。。

ごめん、勝手に愛ちゃんと会う約束して。。。?」


「いいよ、話したいんだろ?」


「近くにいてくれる。。。?」


腕にしがみついていくと、優しく抱きしめてくれる


「心配だから、近くにいるよ。。。?大丈夫。。。」


私が今、1番大切なのは、健人と海人だ

1番信用しているのは、健人だ。。。

健人が言うことが本当なら、愛ちゃんに聞きたいことがある




拓人の1番は、愛ちゃんなの。。。?




ずっと私だけが知らなかった。。。

私だけが知らなかった真実を知りたい。。。


でも、知ってしまったら。。。?

もう、友達には戻れないかもしれない。。。



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