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運命の人
第4章 図書館
少し驚いた顔の樹が私を見る


「お腹すいたの?」


「何か食べに行こうよ?」


本当は、お腹なんてすいてない

早くこの場所から出たい。。。

時間を見ると、もうすぐ、二時間になる


「ほら、今出たら二時間の料金だよ。。。?」


お金にうるさい樹の神経を刺激していく


「そうだな。。。

あと、一時間居たら、もったいないな。。。」


ようやく帰る気になった樹が入り口に向かう


はあっ。。。やっと、出られる。。。

安心したのと、もう、この旦那とはセックスしない。。。心で誓っていく

車に乗ると、樹が聞いてくる


「何、食べたいの?」


「あ。。。」


食欲はない。。。

出来れば食べたくない。。。


「何か、お腹すいてないわ。。。」


「はあ?」


「だって、仕方ないじゃない。。。」


「お前が何か食べに行こうって言ったんだよな?」


「ごめんなさい。。。」


「まあ、いいよ。。。


何か作れよ。。。?」


あんなひどいセックスしておいて、よく言うわ。。。。


「帰ったら、出かけるの?」


明日は休みだ

どうせ、パチンコに行くんだろう。。。


「ああ。。。いい?」


「何で?」


「出かけづらいだろ?」


「食事は?何か作れよって言ったわよ?」


「帰ってから食べるよ」


「毎日、別々に食べてるのに週末くらい一緒に食べたいって思わないの?」


いつもなら、我慢できることが我慢できない

つい、口に出してしまう。。。


「毎日じゃないだろ?

好きで遅くなるわけじゃない。。。」


「わかってるわよ。。。

自分で作ったご飯を1人で食べるほど、虚しくて寂しいことはないわ。。。

一緒にいる時くらい、一緒に食べたいって思ったらいけないの?」


「だから、好きで遅くなるわけじゃない。。。」


「じゃあ、パチンコに行く日は私も、友達と食事したり、カラオケ行ってもいい?

いつも、誘われるのに断ってるの。。。」


「はあ?ダメに決まってるだろ?

俺はストレス解消に行くんだよ

暇な主婦は家にいろよ?」

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