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運命の人
第5章 偶然
次の日、私は仮病を使い部屋から出なかった

お気楽な樹の両親と樹の会話が聞こえる


「妊娠してるかもしれないわよ?」


どうやら、体調が悪いのは、妊娠してる兆候だと思っているみたいだ

バカじゃないの?

妊娠なんて、してないわ。。。

この先も、妊娠なんてしない。。。

部屋から出ない私に、樹から、時々メールがくる


いい加減にしろ?

配慮することも出来ないのか?


メールを転送してブロックした

都合のいいことばかり言わないでよっ

ふいに、寝室が嫌で堪らなくなる

シングルベッドを少し離してみる

いや、もっとだ。。。

10畳の部屋の端と端にベッドを動かした

部屋の真ん中に棚を置いて仕切りにする

ベッドに寝ころがると、棚のおかげで、樹のベッドが見えなくなる

これなら、寝る時に顔が見えない

自分のスペースを作った

半分に間仕切りした半分の部屋は、私だけの部屋ができたみたいだった

自分だけの空間を作っていく

もう、樹とはセックスしない

抱かれたくないし、求めることさえないだろう

ベッドの距離が心の距離みたいに感じて、ちょうどよい距離だと思った

自分だけの空間ができると、落ちついていく

更に、本当は間仕切り板やカーテンなどで仕切りたい衝動が起こる

でも、やりすぎはダメだ

呆れて、諦めるくらいの程度にしておかなければ。。。

自分だけが不利にならないようにしなくてはいけない

好きな音楽を聞きながら、横になる

少し満たされて寝ていく

夢の中なら健人に逢えるかな。。。?

ふいに目が覚めたら17時だった

いつの間にか、静かな家は、私しか居ないようだ

樹が家にいないことに安心している

早めにお風呂に入って、ビールを飲んだ

自分のスペースは落ちつく

もう、樹を待つ必要はないだろう。。。

ビールを飲みながら、ちょうどよい距離のベッドに満足する

テレビでは、抱かれたい男と、抱かれたくない男の番組がやっていた


ふふっ。。。おかしいっ

私の抱かれたくないナンバー1は旦那に決まってるじゃないっ

どうせ、今日もパチンコだ

自分が好きなことをしているのに、奥さんは好きなことをさせないって、ずいぶん勝手だわ





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