パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 4月5日

遺伝子に欠陥があっても通知されない、人の尊厳に関わることだからだそうだ。

ただ、ホルダーから採取されたものは廃棄されるし、
自然受精の際も、排卵日でないもの、排卵がなくなったものなどがペアリングされるらしい。

ダミーと言われているらしいが、それは本人には伝えられないらしい。

こうやって、sexは人口増加プロジェクトを担う産業となり、愛だの家族だのという概念は失われた。


そういえば、深雪はどうなったのだろう。
妊娠したのだろうか…

もし深雪から連絡がくれば初めて互いの認識の元に命が生まれる。
パートナーや恋人ではないが、命を自然に創造するのに携わったのだ。

個人的なことに思考が流れたので、今日のログはここまでとしよう。