パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 4月2日

今朝は普通に目覚めた。

ただ、親父が使っていた銀の粒が気になって調べているところだ。


｢あ、たぶんこれだ。｣

思わず声が出てしまった。

直ぐに調べられると思ったのに30分も要してやっとたどり着いたからだ。

『heaven』
能動的媚薬、合法、製造元、発売元共に不明、入手ルート非公開。
形状、３㎜の球体、経口でも性器に挿入でも使用可能。
効果、能動的な催淫効果があり使用者の状況に応じて効力は変化する。
目安としては服用時の欲求に応じて、その欲求が満たされるまで効果が持続する。最大８時間。
副作用、常習性無し。

体液と体温により液化して効果を発揮します。体液が銀色に染まることがありますが、異常ではありません。



やはり、これで間違いないが、何かおかしい。

もう一度、キーワードを変えて調べていったが、たどり着くのはさっきと同じ文章。

それ以外の情報が全くない。風評、使用感想、纏わる噂など、他者からの情報が一切ない。

不明の発売元か誰かが作成した一つの文章以外の情報が、たぶん規制されて削除されているとしか思えない状況だ。