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第6章 危険な弟ソウマ（22）

「それは無理〜ワタシにはワタシの暮らしがあるし、初対面の人と一緒に暮らされへんわ〜」


　ソウマには率直に…というか、当たり前の事実を伝えたわ。
　
　しかしヤバい奴に一般常識なんか通用しないわよね。



「なんで？
　イッてたし、潮吹いて気持ちよかったでしょ？
　本物の姉貴も毎日喜んでたよ？
　離れて暮らすことになったとき泣いてたもん」


　　
　ソウマは悪びれる様子もなくあっけらかんと言い放ったわ。
　や〜ん♡
　ガチでフルにキチガイや〜ん♡



「姉ちゃんを幸せにできるのは俺だけだよ？」



　ナイスガチムチで顔は可愛いのにキチガイとかまじ終わってるやん…
　ワタシは虚無ったわ。