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第14章 テッペイ(33)③

「外に出すから」


　そう言って、テッペイは動き始めたわ。
　抵抗もできないくらい気持ち良かった。
　テッペイは、明らかに“当て方”を知ってたわ。
　一番奥の、気持ち良いところに的確に当ててくるの。
　かいとはそもそもちんこがでかいから一突きで全部に当たって…簡単に言うと大味な感じ。
　テッペイのはなんていうか、的確に感じる場所だけをピンポイントで当ててくる繊細な感じ。

　Gスポット？ポルチオ？
　分からないけど、激ヤバな快感だったわ。

　かいとはいつも、突きながら指でクリトリスを弄ってくるから、ソレでイカしてくれるの。
　でもこれはクリトリスで感じるのような分かりやすい快感じゃなくて…
　何なんだろう…。



　ワタシは声を出すのも忘れて、ただされるがままにテッペイのちんこを感じていたわ。



　ワタシの身体は今、快感に支配されている。
　そうとしか言いようのない快感だったわ。