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第3章 ラガーマンかいと(45)

　しかし、かいとは男だったわ。
　自動音声に萎えることなく、ルームキーを所定の場所に指すと、ワタシを抱き上げてベッドまで運んだの。



　こんなことダンナにされたことなかった！
　まるでお姫様になった気分だったわ。



「俺なんかで大丈夫？
　ダンナさんに大切に可愛がってもらってきた体ちゃうの？」



　かいとはワタシに覆い被さりながら、確認してきたわ。
　そのいじらしさもなかなかナイスだったわ。

　


「もう…欲求不満の限界なんです…お願い抱いて…」





　ワタシが率直におたのみ申し上げると、かいとは堰を切ったように襲ってきたわ。