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第4章 初デート？

月曜日、憂鬱な気持ちに喝を入れて仕事にまい進する。
私の働いている会社は大手で、多くの社員が働いている。

新入社員の頃は、女だからってナメられないよう必死に働き、今では所属する部署で責任のある立場になれた。
でもそれはもちろん私だけの力じゃなくて、みんなの手助けがあったから。

「はー、目がショボショボする…」
ようやく来たお昼休み。
私は社員食堂ではなく、部署近くの自販機が置いてある休憩所でご飯を食べるのが日課。

お気に入りのミルクティーを飲みながら、Twitterを眺めていると、後輩の渡辺さんが声を掛けてくれた。

「お疲れ様です。隣いいですか」
「お疲れ様。いいよ」

渡辺さんはふんわりした可愛らしいイマドキの女の子、女子力の高さが羨ましい。
でも仕事はかなりデキる女子。

山岡さん、こういうタイプ好みそう。