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仕事終わりは癒しの時間
第6章 癒しの時間

渡辺さんは不満そうな顔をしていたけど、暗くなる時間が早く、危ないことも多いから帰ってもらった。

打ち込んで保存したら終わるとは言ったものの、時間ギリギリになりそうなので、山岡さんにメッセージを送った。

[約束の時間に遅れるかも。ごめんなさい]

[遅れても、近くのカフェとかで待ってるから俺は大丈夫。終わったら、美味しいもん食べに行こ!お仕事頑張って(`・ω・´)b ]

「頑張って」

その言葉に少し元気を貰い、残りの仕事をやり終えた。



「…茜さん、大丈夫?」
「大丈夫…ごめんなさい、遅れて」

なんとか仕事を終わらせ、時間ギリギリに待ち合わせ場所へ来たものの、体力と眠気が限界で頭が上手く働かない。

「俺今日は時間あったし、週末やからいけるかなって思ったけど、帰る?」
「大丈夫、今週ちょっと忙しかっただけだから…」

昼休み返上で仕事したから、予定より早く終われたけど、お昼食べてないからお腹空いた。

なんだろ、頭がクラクラして…

「危ない!!」
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