この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
霞草
第7章 すれ違い

霞はやっと泣き止み、小声で、

「しゅう、困らせてごめんなさい。私、あなたを忘れない。霞草に負けない綺麗な心になるわ。」

と微笑んだ。





僕は、彼女の唇を拭った時から、抱きしめたい、唇を重ねたいと思ったが、
別離を思い、ぐっと堪えた。


きっと、止められない。ますます離れるのが辛くなるから…


霞も落ち着いてきて、恥ずかしくなったのか、

「今日、宿題たくさんあったんだ。」

と吐き捨てて、宿の方に走り出した。


「置いていくなよ。」

僕もあとを追いかける。



想いを伝えられただけでも良かった。

これで良かったんだと、
自分に言い聞かせながら…


/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ