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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第14章 頷かせてやるー心の欲求



「私の・・・心・・・」


揺れて来た‥
だが焦って煽り過ぎは禁物、あくまでも陽菜自身に選ばせなくては。



「考えろ‥
俺はずっとこうして陽菜を見ていてやるよ」


「・・・私・・・」


陽菜は俺から目を反らない‥いや、反らせないんだろう。


これでも人間心理には自信がある、此処まで登って来たんだ、それくらい読めなければ仕事などやってられん。



「・・・
身体に赤みが差して来た」


「っ!
私っ‥!!」


もう少し‥もう少し羞恥心を快楽に転換しろ‥
俺は陽菜から目を離す事なく、陽菜は俺の目に躊躇いと少し興奮が入った表情。


もう少し‥だが俺はこれ以上、陽菜に何か言う気は無い、それは俺の煽りだから。


ただ静かに陽菜の日の光に当たった、美しく妖艶な肢体を眺めるのみ。



「・・・・・」


「・・はぁ‥私は・・」


陽菜の心の葛藤‥どうする陽菜??



「・・・・・」


「私‥私っ!!」


「・・・・・」


「・・雲母さんに‥抱かれたい・・心も身体も・・・その瞳に見詰められたら・・・私‥もう・・・」


「良い子だ‥
来い!陽菜・・・」


俺は漸く片手を差し出す・・・陽菜に・・・



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