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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第14章 頷かせてやるー心の欲求



柔らかい唇に小さな舌、口内も狭く下になる陽菜の口端からは、溢れた唾液が銀色の線となって零れ落ちた。


それほど激しく、それでいて甘いキス・・


黙ってはいたが、陽菜が恥じらい快感に身を染めていく様をずっと眺めていたんだ、俺だってかなりの性的興奮状態なんだ、歯止めが効く訳がない。



「ン・・ン・・
はぁぁん‥‥はぁ はぁ‥‥‥」


「はぁぁ‥
少し過ぎたか陽菜?」


キスだけで陥落する身体をしっかりと抱き止め、溢れ伝ってしまった唾液を、顎の下からツーっと舌で舐めとった。



「あっっ‥
大丈夫、その‥もっとキスしたいくらい‥‥」


「・・・キスだけで満足じゃないだろ・・陽菜??」


耳元で息を吹きかけるように囁けば、陽菜の身体はピクッと揺れる、どうやら見られたのとキスだけで、かなり感度が上がってしまったらしい。



「・・キスだけじゃ・・・いや・・・」


此処まで来て、恥ずかしげに答えるのも、また陽菜らしい‥
計算の無い純粋さ、陽菜の魅力の1つだ。



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