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第5章 お試しｰ秘書部長

「はぁ はぁ はぁ
気を‥‥失った‥か」


まさか俺が此処まで本気になるとは‥
多少試して、後は誰かに押し付ける気だったというのに‥‥



「そう‥アフターピル・・・」


まだ初日だ、ピルなんか飲んでる筈が無い。



「・・・ん・・・」


なんとなく‥ペニスを引き抜くのが惜しい気分を無理やり逸らし、小鳥遊の胎内からペニスを引き抜いて、軽く後始末をしてから、スーツのポケットに手を伸ばした。


ポケットの中に入っているのはアフターピル‥
もし俺が説明だったら困ると、密かにポケットに入れていた。



「・・ミネラルウォーターくらいあったな」


会議室の隅にある小さな冷蔵庫、そこからミネラルウォーターを１本取り出し、小鳥遊の側へ。



「さて、飲んでくれるか‥」


アフターピルを小鳥遊の口の中に入れ、水の方は俺が口に含んでから、小鳥遊にキスし流していく。


何回か水を飲ませたら、ピルと一緒に喉を通った、とりあえずはこれで良い。



「しかし・・
誰だったか目を付けたのは‥確かに化けるなコイツは‥
唄姫以上になる可能性を秘めている」


女慣れしている俺でさえ本気になった‥
だとしたら、他はもっと本気になる、一度さり気なく社長達に引き合わせ様子見。


それまでは、俺が独り占めしてやるよ、こんな良い女などなかなか抱けやしない・・・・