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第7章 縛りプレイｰ人事部長

「それって縛って‥」


そう言えば成宮課長が言っていた‥
女性を傷付けたら駄目だって、あれってこういう事だったんだ。



「ああ‥
亀甲縛りだったか？
それを派遣女性に実行した‥
ああいうのは、縛り方で一生残る傷になってしまう事もある、結果女性の方は派遣にならず移動、竜崎は厳重注意‥それからは大きな事はしとらん」


「それでも縛るんですよね？」


「軽くは縛るだろうな」


何だか嫌だなぁ・・・



確か竜崎一路(ﾘｭｳｻﾞｷ ｲﾁﾛ)、人事課部長‥
年は４０代後半で、見た目は年を取った渋さと、落ち着いた感じ‥ってファイルで読んだ。



「くすくす‥
あなたみたいのは竜崎部長でお似合いよ、仲良く変態プレイして来れば？」


うっ・・
こんな時に唄姫さん・・・



「あなたじゃ成宮課長ですら勿体ないもの、何故あなたを呼ぶか‥ああ！可愛そうだと思って指名してあげてるのかしら、全然可愛そうじゃないのに、成宮課長の方が可愛そう‥私を指名すれば良いのよ、そうしたら天国を見させてあげるのに‥‥」


「・・・・・」


相変わらず凄い言い草、そろそろ慣れて来たけど‥
成宮課長に嫌われてるよ唄姫さ――ん。