この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫の館
第3章 目覚め

皆、一言も喋らず、宙に浮く私をじっと見ていた。

『私を支持する者』とは彼らのことだろうか。
一人一人は違う顔なのに、黒い作務衣に無表情で、皆同じに見える。

男の手下、もしくは召し使い、従者、弟子といったところなのか、
蜘蛛の子を散らすようにさっと離れて座るところをみると、みな並列の立場で、座る位置なども決まっているようだ。


身に起こることが予測できずに恐怖で感じていなかったのか、
静まりかえった空間で、括られた竹ごと吊るされる苦痛を覚えた。

手は伸びたまま動かせず、ぐるぐる巻かれた縄は少しは力を分散しているかもしれないが、
全体重が手と胸の縄目にかかり、ギュウギュウと締め付けてきた。


/743ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ