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第13章 日の躾

終えると館主様に拭われ、着物を正される。
弟子たちは盥を下げて、代わりにお膳が運ばれた。

｢明日からは主菜も用意するから。｣

館主様と二人きりでいつものように食事をした。

｢日の躾は休息日の躾、今日は何もないからゆっくり休みなさい。

館の全てのものが休みとなる。食事の当番だけが働くがな。

私も休みとなるから、昼げと夕げは別になる。｣

躾のない曜日、休息日、最初はそれを嬉しく思った。

食事を終えて部屋に戻る。休みといってもすることがない。