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淫の館
第22章 誇りと咎め

「さあ、館主様と食事をするんじゃないのか?」

んん…

一の次さんの体の上で目覚めた。

落ちないように私の腰に回していた腕が背中を撫で、優しく肩を揺らされて目覚めた。

ッは…すみません…重かったでしょう…

「はは、女一人なんて軽いよ。さあ、支度しないと。」

一の次さんがクルンと反転して私はベッドに寝かされると、絞った手拭いで体を清められた。

「塗られていたのはとろろ芋だったんだ。」

そう言いながら一の次さんは次の何かを塗る。

2本の割りばしで捏ねた何かが花芽に落とされた。


そのまま着物を着せられて、また館主様の部屋に向かうように言われた。


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