この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
色絵
第4章 色付け

今日はレッスンバックを持ちインターホンを押す。

「どうぞ」

先生の声を確認して屋敷に入る。アトリエのドアは閉まっていたが、先生が着替えて来るように声をかけてくださった。

屋敷でのルール、先生との決まり事は、レッスン同様、形作られていた。

ノックしてアトリエに入る。

「おはようございます。
早速だけど後ろを見せて?」

先生が立ち上がりワタシの方に来る。

「結べるようになったね。此処を締めて、此方を膨らませると更に形がよいよ。」

後ろ手にワタシの手を取り、御太鼓の結び方を教えてくださる。

いきなりワタシの鼓動は速くなる。

「おはようございます先生。」

いちいちドキドキしていられないのだけど、体の反応は止められない。

「髪も結わせてくださいね。」

既にコヨリが用意されていたようで、先生がワタシの髪を纏めあげて結んでいく。

「先生、今度から纏めてきましょうか?」

「いや、道で色香を振り撒く必要はないでしょう。勿体ないですよ…」

また先生の軽い冗談だとわかっていても赤くなる。
でも、この体勢を利用してワタシは昨日の返事をする。

「先生、やはりワタシを絵にしてください。」



/385ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ