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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第16章 謎の人物、宇棚繁
4月5日。


この日は晴天で桜が満開に咲き、春の訪れを感じる山深い奥多摩の高校の講堂で、オレは入学式を無事に終えた。


式の開始時間の早さからか、さすがに都心からここへ来るには出発の時間が早すぎる為、母親は参加していなかった。

というか、あの女には金輪際、学校行事には参加して欲しくない。

この晴天に加え、広大な奥多摩の土地に、例の銀座のホステスみたいな格好で参加してきたら、有無を言わさず椅子を振り上げて頭に叩きつけてやるつもりだ、それだけもうあの女とは関わりを持ちたくない。

奥多摩という場所もあって、まだ朝晩は冷え込むが、春の暖かい外光が洒落た窓枠から差しこんでくる明るい講堂で、真新しい濃紺のブレザーの制服を着て、クラスメートと並んで座っていた。

今更ながら思ったのだが、中学までは共学で当たり前のように女子生徒が一緒に座っていたが、ここは男子校で右を見ても左を見ても男ばかりだ。

いや、共学じゃなきゃダメだというワケじゃない。
ただ男子生徒のみというが違和感を感じる。

時間が経てば慣れてくるだろうが…



そんな事より、オレはすでに何ヶ月も学校生活を過ごしたかのように疲れていた。


校舎は昨日、3年生が代表として新入生向けのオリエンテーションで案内された。

近代的な建物の概観に、高い天井、明るく広い廊下。築年数どのくらいなのか?それほど古くはなく、むしろ新しい方だと思う。

教室は一クラス30人には広いくらいで中学では視聴覚室でしか見なかった、モニターと、双方向で文字や画像のやりとりができるコンピューター完備の机が標準装備されていて、さすが大学付属の高校だなぁと妙な感心をしていた。


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