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寝取られ妻 2
第4章 シーン 4
 達した後の男性をそのまま愛撫を続けると、くすぐったいようなむず痒いような感覚になるというのは女性のクリと同じような気がする。大きさは違うけれども案外同じ機能なのかもしれない。それだと男性自身と女性自身も表と裏で違うけれども同じと言う事なのだろうか。
 彼はバスタブの中であたしの身体を抱き寄せると、まだ精液の香りがするはずのあたしの唇を求めてくる。この瞬間だけは大輔の存在を忘れたまま、あたしは幸福感に包まれて彼の存在を愛おしいと思った。
 彼と結ばれた経過はともかくとしても今現在の仕掛けの全てを知ったなら、彼はあたしの事をどう思うだろうか。ふと戦慄に近い恐怖を覚える。あたしと風間さんは背徳の行為に溺れているけれど、それは親友の大輔が画策した罠の中で行われた事で、風間さんは被害者でしかない。あたしは大輔の共犯者で主人の親友を誘惑した淫婦だ。
 それまで漠然と感じていた罪悪感が急速に大きく心を圧迫してくる。ぎゅっと風間さんに抱きついている手に力を入れる。あたしと大輔はとんでもないことをしてしまったのかもしれない。今さらながらその事に気付く、
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