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寝取られ妻 2
第7章 シーン 7
「大輔、そこで見ていてくれないか。大輔の言うとおり、俺たちもう会わない事になるかもしれないけれど、それは仕方がない。俺は里菜さんからこの話を聞いた時、大輔に対して憤りを覚えた。だからと言って、里菜さんをすんなり忘れられるわけがない。こうなった以上は里菜さんの意志を尊重するべきだと思う。多分、里菜さんはセックスの後で俺か大輔かどちらかを選ぶつもりだ。里菜さんがそう言った訳ではないがそんな意志を感じる。どっちにしろ俺と大輔の仲もこれまでだろう。いいや、俺が里菜さんの誘惑に負けた時からもう駄目だったのかも知れない。」
 風間さんにはあたしの本音の気持ちを言った訳ではない。今日の事であたしのしたいことを聞いた時、その雰囲気から推測しているだけだけれど、風間さんの言った通りになる可能性だって充分ある。全て大輔次第なのだけれど。
 風間さんはもうそれ以上話す気にはならずあたしの身体を引き寄せた。あたしは求められるまま風間さんの首に手をまわし唇を求め貪るようにキスをした。柔らかな感触とともに官能の泉が開くように快楽が湧き上がってくる。そうしてそれを見ている大輔もあたしの興奮のボルテージに合わせて昂ぶっていく。
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