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第2章 シーン　2

　寝室に入るとベッドの上にあらかじめ広げてあった下着を見る。濃紫のブラジャーとＴバックのセット。ガーターベルトも同色で、それに合わせた紫のフィッシュネットのストッキング。手早く服を全て脱ぐとその下着を身につける。多分風間さんはランジェリーその物を持ってくるだけだと思って、あたしが着て出てくるなどとは思ってもいないはず。これを身に付けたあたしを見たらどんな表情をするだろう。心臓のドキドキがアルコールのせいではなくより強くなる。本当は恥ずかしい。恥ずかしいのに気持ちは昂ぶっている。恥ずかしさが強ければ強いほど興奮は昂ぶる。身体は期待しているんだ。ブラで形を整えられている胸をさらに手で寄せて深い谷間を作る。パンティーは股間にぴったりとフィットするように引き上げると、生殖溝の割れ目に少し喰い込み形がはっきりと見てとれる。これを見て風間さん興奮するだろうか。そう考えるとさらに昂ぶりが強くなる。