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第2章 シーン　2

「女性にここまでさせて、それで出さなきゃ男がすたるわよ。」
　見ないようにして下を向いていたが、ごくりと風間さんの唾を呑みこむ喉が鳴ったような気がした。　
「だ、大輔、助けてくれよ！」
　そう風間さんが大輔を呼んだ時、ごろりと横になってあちらを向いたまま大輔の鼾が聞こえて来た。
「まいったなあ。」
「これで足りないなら、あたし、じゃあ、ブラも全部取るから。」
　そう言うと丸めたショーツを股間において割れ目を隠しながら、ブラのホックを外して胸も晒した。ぷるんと自慢のＥカップの胸が外気にさらされる。股間は開脚して見せつけるようにしない限り、実際には性器を見られる事はないので、それより胸を晒す方がより恥ずかしい。片手で胸を押さえ、もう片方の手で股間を覆う。残ったのはウェストのガーターベルトとそれで吊っているストッキングのみ。全裸よりもエロティックな眺めのはずだ。これで駄目なら脈はないのかもしれないと思う。