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第2章 シーン　2

「い、い、い、良いっ！き、気持ち良い、良いの、凄く良いの！」
　大輔には悪いけれど、この快感には何も勝てない気がした。このまま永遠に時が止まってしまえばいい。この快感に身を任せたまま永遠の中にとどまっていたいと思った。愉悦の至福は次第に快楽の頂の予感を身体に刻んでいた。この快楽の中に漂うようにしていたい。そう思うのに、快感は身体をオルガスムスの頂点に向かって押し上げていく。
「あああ、駄目、駄目、まだよ、まだよ！」
　このまま続けていたい。そう思うのにアクメの前触れははっきりとした信号を送って来て、もう後戻りできないところまで来ていた。
「ああっ、駄目、変になる！」
　止めようとしても腰が律動をやめない。快感の頂点に向かって突き上げる様に身体が律動していた。
「駄目、駄目、駄目、駄目！いくううううううっ！」