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遠い日の約束。
第9章 幸せな日々の中で
もう少し責めて狂わせたいと思っても、汗ばむ俊樹をそのままにしておくわけにはいかなかった。
仮にも病み上がりの病人。
このまま風邪がひどくなることだけは避けたかった。

「お風呂入れてくるから、入ろう?温まってごはん食べよう?」

立ち上がろうとする手を取られて抱きしめられ、今度は私の耳元でささやく。

「華はこのままでいいの?…我慢できるの?」

「うん…今日は俊樹だけ…激しい動きはダメだよ?」

疑り深い目を私の向けて、嫌な笑い方をした。

「そうなんだ…我慢できるんだ…」

意地悪く言いながら強引にキスをする。
舌を入れて激しく私を追い立てる。
先ほどまでの可愛い姿はない。
貪るようなキスで私を翻弄し始めた。
激しいキスに蕩けそうになっていると、俊樹の手が私のスカートの中に入りショーツの上からなぞる。

「こんなに濡れているのに我慢できるんだ…」

「あっ…だって…」

ショーツの上からクリトリスを触られて身体は大きく跳ねる。
それだけ私の身体は興奮していた。

「触っただけだよ…我慢できるのならやめる?お風呂に入る?」

グリグリとクリトリスを撫でられながら聞かれたら我慢できるなんて言えない。
今すぐに入れて欲しくてたまらなくなる。
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