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夏の華 〜 暁の星と月 Ⅱ 〜
第1章 夏の華
月城のしなやかな手が暁のスラックスと下着をあっと言う間に取り去る。

まだ午後の夏の陽光が燦々と差し込む玄関で、あられもない姿にされた暁は月城にしがみつく。
「…はずかし…森…」
「可愛いです…食べてしまいたいほどだ…」
甘やかすようにそう宥められ、暁はくちづけをねだる。
月城は巧みなくちづけを繰り返しながら、暁の長く美しい片方の脚を腰に抱える。
双丘のあわいに息づく可憐な後花に長く細く節がしっかりとした指をゆっくりと挿入する。
「…んんっ…!」
暁がびくりと身体を震わせ、月城に抱くつく。
「痛い…?暁…」
暁は黙って首を振る。
「…力を抜いて…暁…」
優しく耳朶を甘噛みし、低く囁く。
「…大丈夫…ゆび…増やして…」
「…暁…」
「はやく…森を中で感じたいから…」
月城は堪らずに、暁の貌を引き寄せ濃厚なくちづけを繰り返す。
「…あまり…私を煽らないで下さい…止まらなくなる…」
暁は月城を熱く見上げ、微笑った。
「…何でもして…森がしたいこと…なんでも…」
「暁!」
月城は低く呻ると、中指を暁の花蕾の中に挿入した。
「…んっ…!…は…あ…っ…」
ゆっくりと中の肉と花環を馴らすように、指を蠢かす。
「…柔らかくなってきた…」
月城の指に、温かな天鵞絨のような感触が温度が上がり滑らかになる。
「…ん…大丈夫…もう…」
「…申し訳ありません…いつも余裕がなくて…」
少し恥ずかしそうに眼を細める月城が愛おしくてたまらない。
暁は月城の精悍な頬にキスを落とす。
男は片手で巧みにベルトの金具を外し、スラックスのまえを寛げる。
取り出された牡は既に天を仰ぐほどに硬く兆し、先端は欲望の牡液で濡れていた。
暁はその余りに淫蕩な像に、ぞくりと背筋を震わせる。
月城の牡が暁の花蕾に押し付けられた。
「…暁…挿れるよ…」
ぞんざいな言い方に下肢が疼く。
同時に男の牡が花環を押し広げながら、侵入してきた。
「…んんっ…‼︎」
指とは明らかに違う圧倒的なずっしりとした質量の牡が、暁の狭い肉を突き進む。
「…ああっ…‼︎…おおき…」
月城の牡は淫肉を穿ちながら奥へと押し入る。
暁の狭い肉筒は牡を絡め取るようにじわりと締め付ける。
低く呻きながら暁の華奢な脚を抱え上げ、腰を進める。
壊してしまいそうな華奢な造りの下肢…。
熱く蕩けそうな肉を感じながら、暁を滅茶苦茶にしたい衝動と必死で闘う。




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