この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アクマと私
第4章 中学三年生編1【樹里 side】
──それから日野原君とは、たまに顔を会わせた時は塾の談話スペースでおしゃべりをするようになった。

塾内一の落ちこぼれで有名な私とAクラスの秀才という異色の組み合わせを、通りがかりの塾生たちは物珍しそうに眺めてゆく。

「…栄進の推薦を受けられるなんて、樹里ちゃんの彼氏は本当に優秀なんだね」

「だから、拓磨は彼氏じゃないんだってば」

学校の友達と違って日野原君は拓磨と接点がなく、洗脳されてないからキッパリ否定できる。

「ふーん、タクマっていうんだ?おれの従兄弟にもタクマがいるけど、まさか樹里ちゃんの彼氏と同一人物じゃないよね?」

…日野原君は『彼氏じゃない』をごく自然にスルーして話を続けた。




/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ