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アクマと私
第5章 中学三年生編【拓磨 side】
黒井家に来てしばらくした頃に呼ばれた樹里の誕生会、女子ばかりの集まりなんか行きたくなかったけど蕗子おばさんに勧められて渋々参加した。

そこで樹里は『可哀想だから仲良くしてあげる』という、僕にとっての呪いの言葉を口にした。

元気と違って『優しさ』と無縁の僕は、相手が女子であっても容赦しない。
その日だけでなく、樹里が頭を下げてくるまで追い詰めてやった。




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