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アクマと私
第3章 中学一年生編【樹里 side】
すぐにでもナルミちゃんから聞いた話を拓磨に確認したかったけど、学校で二人で話しているところを見られたら誤解が誤解を呼ぶ気がしたので、早めに帰宅して私服に着替え、窓から拓磨が帰ってくるのを見張っていた。
「拓磨!」
「びっくりした…なにか用?」
「話があるの。杏樹に聞かれたくないから拓磨んちに行っていい?」
私は有無を言わさず拓磨の腕を引っ張って隣家に向かった。
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