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寝取られ妻 3
第12章 シーン 12
 昨日買ったばかりのセクシーブルーのチュールレースのベビードールに黒のストッキング、ショーツはほとんど紐だけでフロント部分が申し訳程度に覆われた程度の布地しかなかった。
ミルクブロンドの髪をアップに纏め濃い目のアイメイクと付け睫毛で詩織になりきったあたしは扇情的な衣装で浅田部長の性癖を吐露させようとしているけれど、実際は何日間かの欲望への我慢が限界近くまで来ていて、面倒な事などせずそのまま押し倒してほしい位の気持ちになっていた。けれどそれでは官能をくすぐる雰囲気も何もない。やはり計画した手順通りに進めていくほうが良い。
 シャワーから浅田部長が上がって来て、ガウンを着ただけの姿になって現れる。
「今日もまた、エロティックな衣装だね。」
 応接のソファに座りながら言葉を交わす浅田部長にワインを注ぎ、あたしは部長の隣に腰を下ろす。
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