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第12章 シーン　12

「あああああ、深い、凄く深いの。」
　腰が快感を求めてうねるように前後する。小刻みな蠕動に奥に当たるディルドの先端をはっきりと感じられる。これをずっと続けていくと何故か奥が開くように一段ギアが上がる時がある。その状態でさらにペニスを深く付きいれられると意識が飛ぶほどの快感に襲われるが、それは本当に時々しかない。それより今日はこのまま浅田部長に次の快楽を刻み込まなければならないと思いなおす。
「浅田さん、ベッドに行って横になって下さい。」
　部長は頷くとそのままベッドに横たわる。あたしは一度ディルドを身体から外して手に携えベッドに向かう。
「どうするんだい？」
「ディルドと部長の二人をあたしの中に迎えるの。」