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寝取られ妻 3
第13章 シーン 13
「背徳感が強い状況って?」
「風間とのことを考えて見た。」
「今回の事に風間さんは関係ないじゃない。」
「まあ聞けよ。もし、風間との関係も俺の親友との浮気と言う背徳的な関係からスタートしなかったら、あれほどまでに燃え上がっただろうか?里菜も夫の目を盗んで道ならぬ恋に走る人妻と言う設定に思った以上にのめり込んでしまったのじゃないか?非日常的で背徳的な行為だからさ。それでは今回、もっとも効果的な味付けは何だと思う?」
 大輔は一つ忘れている事がある。状況設定での興奮はものすごく昂ぶるけれど、其れは謂わば前技で、本番が始まってしまえば女は違うファクターを要求する。けれどそれは大輔には言えない。
「SM好きなパーティコンパニオンと客と言うシチュエーションよりは、それが実は上司と部下で更には人妻だったと言う状況のほうが数段インパクトが強いと思わないか?」
「どう言う事?」
「分からないかい?」
「分かんないよわ。」
「俺は詩織の正体を浅田部長に知らせようと思うんだ。」
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