パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第5章 シーン　5

「も、もっと深く。奥まで、突いて。」
　この体位では無理だった。奥まで届かせるには膝を胸まで引いた屈曲位か騎乗位でなければ難しい。そう思いなおしたとき、「ちょっと待ってろ。」と大輔が一度身体を離した。
「何、どうして止めるの？」
　中断された不満が口をついて出る。
「正常位でも奥まで届く方法があるからさ。」
　それは無理だと知っていた。本当は口にしない方が良かった。大輔に言われて交わった北上さんや風間さんのペニスはこの姿勢でも奥まで届いていて微かに痛みを感じる事がある。それは大輔も知っている事なのだから、迂闊に口にすべきではなかったとちょっと後悔した。そんなことを口にすることで、大輔が卑屈な思いをしたらどうしようと心が沈みせっかく盛り上がった気持ちが萎えそうになる。