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 奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第20章  目覚め

「美桜の食事もここに一緒に運んでもらおう。連絡しとくよ」
 最初は、乳房を見られたり触られるだけであんなに嫌だったのに。
 ご主人様は、私を上手く調教してくれた。
 その時は嫌だったけど、お蔭でセックスが気持ちいいと思えるようになっている。
 男性器を挿入せずに何度もイった事で、体に快感を覚えさせられた。
 私は変わった。
 変われた。
 それは、処女じゃなくなった事もあるかもしれない。
 ご主人様がロリータメイドを買いに行ったと誤解して、勝手に悩んでいた。それも、処女だったせいだろう。
 新しいロリータメイドに、ご主人様を取られるのが怖かった。でもこの先どんなメイドが来ても、私はご主人の要望に応え、ご奉仕出来る。
 これからの長い間、ずっと。
 何があっても怖くない、というのは言いすぎだけど、自分の中ではそんな風にも思える。
 私はもう、ご主人様のモノ。
「美桜。一緒にシャワー浴びよう。隅々まで、全部洗ってあげるから」
「……はい」
 笑いながら言うご主人様に、私は少し照れながら答えた。


 第21章につづく



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