この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
奴隷メイドオークション ~正しいメイドの育て方~
第17章 新しいメイド
まだ中学生の奈々ちゃんを虐めてしまったようで、心苦しい。でも真実が解って良かった。
これで、ご主人様がロリータのオークションに行ったのは間違いない。
いくつの子を買うかは解らないけど、今晩には新しいロリータメイドが来る。
私の複雑な思いは変わらない。
メイドが2人になれば、性的ご奉仕は半分になる。でもその分、時給が上がりづらくなるかもしれない。
それ以上の不安は、新しいメイドがロリータだという事。
奈々ちゃんと次男のセックスを見た時の、奈々ちゃんの可愛い喘ぎ。ロリータの方が順応が早いのだろうか。私があんな風に出来るのは、いつになるか解らない。
部屋だけじゃなくて、食事中でも、清掃中でも。
人に見られながらでも、セックスに没頭しなくちゃいけない。
私に、そんなことが出来るだろうか……。
溜息をつきながら、真っ白い天井を見つめた。
時間が経つのが遅い。
昼間梨香さんに言われた通り、夕食の配膳には行かずにベッドで横になっていた。
何故か、本を読む気にも慣れない。
廊下で何か物音がする。メイド達はみんな、まだ片付けの最中なのに。
少しだけドアを開けて見ると、掃除用具を持った作業着姿の男女が6号室へ入って行くところ。
「あの……」
私の声に気付いた2人が、帽子を取って頭を下げる。私も廊下へ出て、いつものようにお辞儀をした。
「お部屋にいらっしゃるなら、5号室の清掃は、今日は中止にしますか?」
「はい。今日は結構です。あの……。6号室に、誰か来るんですか?」
「私共に、詳しいことは……。ただ今晩は、6号室を早めに清掃するように言われただけです」
清掃業者に、詳しい内容は解らなくても仕方ない。でも、早めに清掃をするというのは、誰かが来るからだろう。
またお辞儀をしてから、私は静かにドアを閉める。
ご主人様用の、新しい専用メイド。それも、ロリータ……。
愛さんは梨香さんが来た時、どう思ったんだろう。愛さんに訊いておけばよかった。無理だけど、最初にいたメイドは愛さんが来た時どう思ったのか。
恋人じゃなくても、自分だけのご主人様だった人が、新しいメイドとセックスする。
そんな様子を、私は平然と見られるだろうか。